多数のお申込みをありがとうございました。当日、お気をつけてお越しください。
死別の悲しみを分かち合う会
2024年10月20日(日曜日)に、たましいのメッセージとして、「悲しみを語るということ〜亡き人とともに生きる〜」というテーマで、浄土宗願生寺住職でグリーフケアに携わってこられた大河内大博氏をお迎えして講演会を開催いたします。
大切な人との死別はつらく深い悲しみの体験です。「この悲しみにどう向き合えばいいの」「あの人がいない人生をどう生きればいいの」との問いを遺された人は抱えながら日々を過ごされておられるのではないでしょうか。
この問いかけに応えて、大河内氏ご自身の死別体験をもとに、亡き人とともに生きるという思いを語っていただきます。
*申込期間は、9月23日~10月14日で先着順です。
講演会の詳細と申込方法はチラシをご覧ください。
皆様のご参加を心からお待ちしております。
■ 問い合わせ
メール:hasuno-kai@hasuno-kai.org
電話:080-8318-7933 ※電話の受付時間は 9時〜17時です。
■ 日 時
毎月第一日曜日(原則として)
午後1時10分~2時40分・・・子どもを亡くされた方・自死で亡くされた方
午後3時~4時30分・・・ご家族を亡くされた方
■ 場 所
東大阪市立市民多目的センター
地図(東大阪市立市民多目的センター)
住 所:大阪府東大阪市高井田元町1丁目2-13
電話番号 06-4307-4690
■ 交 通
JRおおさか東線「JR河内永和」駅、近鉄奈良線「河内永和」駅から徒歩2分
■ 参加費
500円
■ その他
予約の必要はありません。直接会場へお越しください。
開催変更などのお知らせは東大阪市市民活動情報サイト「スクラムはーと」を ご覧ください。
2024年度「はすの会」東大阪 開催予定日のご案内
■ 4月7日
(第一日曜日)
■ 5月5日
(第一日曜日)
■ 6月2日
(第一日曜日)
■ 7月7日
(第一日曜日)
■ 8月4日
(第一日曜日)
■ 9月1日
(第一日曜日)
■10月6日
(第一日曜日)
■11月3日
(第一日曜日)
■12月1日
(第一日曜日)
会のきまり
・ご遺族の方ならどなたでもご参加いただけます。
・喪失悲嘆の心のケアのみを目的とします。
・特定の政治・宗教・営業活動は認めません。
・個人情報の守秘義務は必ず守り、参加者個人の詮索はしません。
・プライバシーは守られ、匿名での参加もできます。
お願い
・この場で話されたことは、他の所では口外しないでください。
・他の方は話されている時は、傾聴しましょう。
・皆様のお話を充分に聴くために、ときにはファシリテイターがお話を中断することがありますのでご了承ください。
■ 問い合わせ
メール:hasuno-kai@hasuno-kai.org
電話:080-8318-7933 ※電話の受付時間は 9時〜17時です。
■ 日 時
毎月第四日曜日(原則として)
午後1時30分~午後2時50分・・・子どもを亡くされた方・自死で亡くされた方
午後3時10分~午後4時30分・・・ご家族を亡くされた方
■ 場 所
芦屋市民センター 市民会館 本館内
地図 芦屋市民センター
住 所:兵庫県芦屋市業平町8番24号 電話番号 0797-31-4995
■ 参加費
500円
■ その他
予約の必要はありません。直接会場へお越しください。
2024年度「はすの会」神戸 開催予定日のご案内
■ 4月28日
(第四日曜日)
■ 5月26日
(第四日曜日)
■ 6月23日
(第四日曜日)
■ 7月28日
(第四日曜日)
■ 8月25日
(第四日曜日)
■ 9月22日
(第四日曜日)
■10月27日
(第四日曜日)
■11月24日
(第四日曜日)
■12月22日
(第四日曜日)
会のきまり
・ご遺族の方ならどなたでもご参加いただけます。
・喪失悲嘆の心のケアのみを目的とします。
・特定の政治・宗教・営業活動は認めません。
・個人情報の守秘義務は必ず守り、参加者個人の詮索はしません。
・プライバシーは守られ、匿名での参加もできます。
お願い
・この場で話されたことは、他の所では口外しないでください。
・他の方は話されている時は、傾聴しましょう。
・皆様のお話を充分に聴くためにファシリテイターがお話を中断することがありますのでご了承ください。
*芦屋市民センターへのご案内
電車をご利用の方
JR「芦屋」駅より改札口を南に出て、西へ徒歩約7分
阪急電車「芦屋川」駅より改札口を南に出て、南へ徒歩約7分
阪神電車「芦屋」駅より改札口を北に出て、北へ徒歩約8分
バスをご利用の方
阪急バス「業平橋」下車後、北へ徒歩約3分
阪神バス「芦屋川」下車後、北へ徒歩約1分
車(高速道路)をご利用の方
阪神高速3号神戸線(国道43号線に繋がります。)
大阪方面からは「芦屋」出口で下りてください。
神戸方面からは「深江」出口で下りてください。
2023年10月29日(日)の講演会の受付は終了いたしました。
2023年10月29日(日)に、たましいのメッセージとして『死別の悲しみの中にいるあなたへ』というテーマで、髙木慶子先生をお迎えして講演会を開催いたします。
私たちの人生は「喪失体験の連続」とも言われています。それは、財産、生活環境、社会的役割、地位・肩書、経済力、老化による抵抗力・体力、行動力等々。そして、最もつらい喪失が、愛する人たちとの別れです。このような困難な人生を、私たちはどう生きたらいいのでしょうか?
グリーフケアの第一人者である高木慶子先生のお話を聴くことでそのヒントを得られるかもしれません。
*申込期間は、9月25日〜10月23日で先着順です。
講演会の詳細と申込方法はチラシをご覧ください。
皆様のご参加を心からお待ちしております。
次回2024年 11月の定例会は下記の予定です。
・東大阪:11月 3日
・神 戸:11月24日
コロナ禍の折、参加される時はホームページで開催を直前にお確かめくださいますようお願いいたします。
ご参加を心からお待ちしております。
はすの会に参加されている皆様、その後いかがお過ごしでしょうか。
いま桜が満開の時期ですが、コロナ禍のため花見の自粛要請が出されています。皆様のように大切な家族を亡くした方にとっては、いろいろな事が想い出されてとてもつらい季節ではないでしょうか。
そのような悲しみやさびしさや不安などを抱えながら毎日をつらい思いで生活されていることでしょう。そしてようやく「はすの会」での出会いを体験し、「私、一人ではなかった」というような体験や本音を吐き出すことで、心の変化に気付かれ、心のより所と思ってくださる方もいらっしゃるかもしれません。
このような皆様にとって「分かち合い」は本当に大事な出会いの場なのですが、コロナの感染者が急増し、また開催が難しくなってきました。参加者のお互いの感染防止のため、私たちスッタフも残念なのですが一時中止せざるを得なくなりました。
目に見えない「コロナウイルス」は人と人との距離を取らざるを得ない状況をもたらしました。私たちは今、親しい人であっても「感染しているかもしれない」と、互いに「不安や心配」を感じて接しなければならないようなところまで追いつめられています。
しかし、これまでのコロナ禍を体験する中で改めて気づかされたことは、私たちが抱えている「死別の悲しみ」は、同じような体験をした者同士が「じかに出会い」膝を交えるようにして「分かち合う」ことがどれだけ大切かと再認識させられたということです。
いま、第4波が始まっていると言われています。またワクチン接種はまだまだ期間を要するようです。これから先の見通しは決して楽観できるものではありません。しかし再開できる日が必ず来ます。それまで皆様にとってはつらい日々が続くでしょうが、どうぞ踏みとどまっていてください。
次会での再会をスッタフ一同心からお待ちしています。(F.Y.)
人の生きる意味、死ぬ意味を私なりに考え、出した答えです。
私は高校の頃、人はなぜ生きるのかその意味を考えた時期がありました。人と同じく生命を持つ動物や植物は生きる意味や理由を考えるのだろうか。考えなくとも季節の移り変わりにきちんと対応して黙々と生きている。人間だけがたまたま脳が他の動物より大きく、考えてしまう。考えなくても答えがわからなくても生きることはできる。答えが何であれ生きていける、答えなど無いのではと、こんな風に考えたことがありました。意味は何かまで行かずそこで止まりました。私としてはそこまでで事足りていたのでした。脳の働き、心と科学の関係、などの難しい話はこのテーマとは異なりますのでちょっと置いておくことにします。
年月が経ち私は娘を事故で失い、71歳になり、次の様に考えます。
人が数十億人いればその数だけ、数十億通りもの生きる意味が有ると思います。死ぬ意味にも生きる意味にもその人の今に至るまでその人固有の背景が有り、全く同じ背景などあり得ません。似たもの、まして共通する背景などを求めてもなかなか無いのです。
納得のいく答えを求め捜すのは苦労し、なかなか巡り合うのは難しいですが、本や講演、あるいは身近な人で、巡り合えることが有ります。講演などを聴きに行って、その人にとって納得のいく話というのは、その人固有のものに対応しているからだと思います。それは大変幸福なことです。どん底の中で心の支えになってくれます。遺族会での他の方の話で答えを見いだすこともあるでしょう。グリーフケアにとって、本、講演会、遺族会の存在の意味はそこにあると思います。
その人に適応する固有の意味、答えは必ず有ると思います。そしてそれを探し出すことのできるのはその人本人しかできないということです。この作業は一生かかるかもしれません。一生かかるほど大事な作業だと思います。
私自身の答えですが「私にしかできない私の役割をきちんと果たすことが私の生きる意味である。」と思っています。私の役割とは「死んだ娘に恥じない生き方をする。」ということで、今ここで語ることもその役割の一つと思っています。 (N.S.)
緊急事態宣言の中、いかがお過ごしでしょうか。遺族会例会を開催することが叶わず、スタッフ一同もどかしい思いでおります。大切な方を亡くされた悲しみ、寂しさ、怒り、後悔・・・こうした思いを自粛することなんてできないのですから・・・。
昨年の緊急事態宣言のさなか、大切な友人を亡くしました。高校の先輩であり同窓会組織の中でずっと一緒に奉仕をし、たくさんのことを語り合った仲間でした。病を得て入院をされていましたが、病院の面会禁止を受けて辛い闘病生活の間もお会いして話をすることもできず、ちゃんと最期のお別れもすることができませんでした。亡くなったと聞いたときには、いつの間にかフッといなくなってしまったような不思議な感覚を覚えました。亡くなったってどういうことなんだろう、いなくなるって・・・?。余命については聞いていたはずなのに、こうした言葉が頭の中をぐるぐるまわるばかりでした。なんとかお通夜と葬儀に参列することができたことで「あ、これは現実なんだ」と少し認識することができた感じです。いまだに、今は会えないけど世の中が普通に戻ったらまた以前のように会えるような気がしています。
友人であったわたしでさえこのような悲嘆をかかえていますので、ご主人はどう過ごしておられるのだろう・・、彼女がいつも支えておられた実母さん、義母さんたちはどんな思いでおられるのだろうかと心配をしています。3ヶ月にわたる入院生活でようやく直接対面できるようになったのは亡くなる2日前だったそうです。多くを語ることをしない、人前に出るのが苦手なご主人であることを彼女から聞いていました。11月になり喪中はがきが届きました。そして12月には「ぼくは〇〇(名前)と好きで結婚しました。結婚して本当によかったです」とつづられた葉書をいただきました。なぜこの時期に、つぶやきのような言葉を葉書にして出そうと思われたのだろう・・どんな意図があるんだろう・・・不思議に思いました。
今から考えるとご主人の精一杯の、そしてようやくたどり着いた最高の言葉だったのだと思います。悲しみ苦しみ後悔・・・いろんな入り混じった思いを経ながらようやくたどり着いたこの言葉に落ち着きを感じられたのだろうと思いました。そしてそれは自分の中だけでは納まりきらず、誰かに聴いて欲しい、そう思われたのだと思います。思いを自由に語れること、聞いてくれる人がいることはその方の思いを整理したり確認したりするのにはとても大切なことなんだと改めて感じました。
コロナ禍が収束した後の世界はどんなになっているのでしょう。仕事の形態が変わり、生活様式が変わり、人と人の距離感が変わり、人の考え方が変わり・・・。でも人の思い、思いやりは変わって欲しくないと思います。ひとりじゃないんだ、そう思える、そっと寄り添ってくれる人がいると思える・・このことをいつもいつまでも大切にしたいと思っています。
もう少しの間お会いすることができないかもしれません。でもわたしたちはいつも変わらず、ここにいます。(W.K.)
神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)