2012年3月 はすの会東大阪設立 読売新聞記事より

※2012年3月3日 読売新聞朝刊より

hasunokai-setsuritsu

家族失った人支えたい

JR脱線事故の遺族夫婦(宝塚)ら

あす団体設立

JR福知山線脱線事故で次女(当時18歳)を亡くした宝塚市の夫婦らが4日、家族を失った人を支える「グリーフケアワーカー」として支援グループ「はすの会」を設立、大阪府東大阪市で相談業務を始める。夫婦は大学の養成講座でケアに必要な専門知識を学んでおり、「少しでも多くの人の力になりたい」と話している。

グループをつくるのは事故で大学1年の次女を失った元会社役員の夫(62)と専業主婦の妻(57)ら。2005年の事故後、「話題にすると家が暗くなる」と気持ちを口に出さず、心にしまい込んでいたが、07年夏にグリーフケアの専門家、高木慶子さんとの出会いをきっかけに、09年か春から尼崎市の聖トマス大「日本グリーフケア研究所」(現・上智大グリーフケア研究所)の養成講座に通い始めた。

夫婦で2年間、臨床心理学や宗教別の死生観、ボランティア論を学び、病院や福祉施設での傾聴ボランティア実習も体験。妻はさらに専門コースで、終末期医療の患者らを相手に、より実践的な研修を積んだ。

会の結成は、共に講座で学んだ東大阪市の元中学校教諭・山下文夫さん(68)ら4人で「知識を社会に還元したい」と決意。「誰でも来やすい場所に」と、同市立青少年女性センター※で相談を受け付ける。

夫婦は「娘を亡くして初めて、家族を失って苦しむ人の多さを知った。悲しみにうちひしがれて苦しむ人と一緒に、少しずつ前に進んでいきたい」と話す。

相談会は原則第1日曜日に開催。参加費500円。

 

 

※2019年現在は会場が変更になっております。現在は東大阪市立市民多目的センターにて第1日曜日に開催しておりますのでご注意ください。